皆さんこんにちは!Perapera.itというイタリア語オンラインスクールのAnnalisa(アンナリーザ)と申します。Italiamo Magazineとのコラボでイタリア文化やイタリア語についての記事を書いています。よろしくお願いします!
イタリア料理と言えば、やはりピザかパスタでしょう?
ピザは世界中でものすごく人気がありますが、パスタもイタリアだけでなく世界中でも愛されている料理の一つです。イタリア人はパスタがないと生活できないと海外の人には見えているかもしれないのですが、値段が安いですし若者たちでも簡単に作れますのでベストチョイスな食事に違いません。皆さんもパスタを毎日食べますか?
パスタの種類は300種類以上あると聞きました。その300種類以上の中ではサイズや形、作り方、ラビオリみたいに中に何が入っている入っていないなど、それぞれの違いがあります。形が楽しい名前のあるパスタもたくさんありますので、今日はパスタ関係の面白いイタリア語の表現をいくつかご紹介したいと思います。
例えば、Farfalle 「蝶」、Orecchiette「小さな耳」、Conchiglie「貝殻」、Ruote「車輪」、Stelline「小さな星」などの形をしたパスタの種類、見たことありますか?
ファルファッレパスタ Photo by Bozhin Karaivanov on Unsplash
スパゲッティはみんな知っていると思います。スパゲッティみたいな、Amatricianaソースによく合う中身が穴あいている少し太いパスタの種類はご存じですか?それは、Bucatiniですね。Bucatoとはイタリア語で、「穴が開いてる」という意味があり、接尾辞でBucatinoやBucatiniになります。
パスタだけでなく、ソースにも意味の面白い名前がいくつかあります。例えば、All’arrabbiataというパスタの辛いソースは食べたことがありますか?All’arrabbiataソースの材料はトマト、塩、オリーブオイル、ニンニクとペペロンチーノ(唐辛子)。だけどなんで、All’arrabbiataという名前があるのでしょうか?Arrabbiataとは「怒っている」という意味があります。All’arrabbiataとは、「Arrabbiata風」、つまり「怒っているように」になります。怒っていると、顔が赤くなるでしょう?ソースの味が辛いから、食べると怒っているように顔が赤くなるからです。面白いでしょう?笑
Osteria della Carne Sedda & Faedda (Milano) のアラビアータ Photo by Italiamo
最後に、パスタを料理すると使えるイタリア語の大事な表現もご紹介します。
それは、Buttare la pastaです。イタリア語ではButtareという動詞は「捨てる」という意味があります。どんなときにパスタを捨てる???イタリア語では、Buttare la pasta という表現は、「沸騰したお湯にパスタを入れる」という意味で使います。皆さんはご存知でしたか?
Photo by Christine Sandu on Unsplash
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