秋も深まりめっきり寒くなりましたね。寒くなればなるほどチョコレートの甘さが嬉しく感じる今日この頃。今回はスーパーなどで気軽に買えるイタリアの定番チョコレートをご紹介します。
ヌテッラ/ヌテラ Nutella
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イタリアといえばヌテッラ、と言われるほど、大定番のチョコレート商品。
日本では”ヌテラ”と呼ばれることもある、ヌテッラ。ココアパウダーとヘーゼルナッツが入ったスプレッドで、60年以上も世界中の人々に愛されています。
スプレッドとしてパンに塗る以外にも、クッキーに挟んだもの、ビスケットをディップするものなど、商品のバリエーションが豊富です。
また、ヌテッラはジェラートやスイーツにも多用されており、イタリアを歩けばヌテッラにあたる…ほど、イタリアにはヌテッラに溢れています。
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ちなみに、お土産用には小分けになったものもおススメです。
バーチ Baci
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こちらもイタリアでは定番中の定番のチョコレート。
バーチ(Baci)とは、イタリア語で「キス」という意味。チョコレートの包み紙を開けると、そこには格言、ことわざなどが書かれています。名言がいくつかの言語で記載されていて、面白いですよ。残念ながら日本語はありませんが。
空港などでも必ずといっていいほど、置いてあります。
季節限定の商品などでもあるので、スーパーなどでお土産を探す際、探してみてはいかがでしょうか?
ポケットコーヒーPocket Coffee
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見た目はただのチョコレートですが、その中には濃厚エスプレッソがとろり。
チョコレートの甘さとエスプレッソのほろ苦さがベストマッチングの大人のためのチョコレート。
友人は車の運転で眠くなった時のお供にしているんだとか。
またカフェインを摂れない人のために、デカフェバージョンのポケットコーヒーも出ています。
さすが、コーヒー大国イタリア。チョコレートにまで、こんな配慮があるなんて、驚きですね。
フェレロ・ロシェ FERRERO ROCHER
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フランス語で「岩」を意味する、日本でもお馴染みのチョコレート。
チョコレートとクラッシュヘーゼルナッツに包まれたウエハースの中に、ヘーゼルナッツ1粒と、ヘーゼルナッツクリームが入っている上品な味わいが特徴です。
名前がフランス語だからか、あまりイタリアっぽくなく、このチョコレートがイタリア生まれだと知らない人も少なくありません。
お手頃価格にもかかわらず、病みつきになる美味しさで、日本人からも支持を集めるチョコレートの一つ。
ジャンドゥーヤ Gianduja
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イタリア北部ピエモンテ州トリノが誇るチョコレートです。
ヘーゼルナッツナッツペーストを28%も含み、口に入れるとふわっと香る滑らかな舌触りが特徴。
ピラミッド型のユニークな見た目ですが、その濃厚でまろやかな味わいは濃いエスプレッソのお供にピッタリ。
オリジナルはイタリアの老舗菓子メーカー、カファレルのチョコレート菓子「ジャンドゥイオッティ」です。ナポレオン政権下での取り締まりによる、カカオ不足から地元のヘーゼルナッツを混ぜたことから生まれました。
可愛いパッケージと上品な味わいで、お土産にもピッタリです。
番外編:ヴェンキ Venchi
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イタリア人なら知らない人はいない、というほどイタリアで絶大な人気を誇るヴェンキ。
創業140年以上の老舗中の老舗で、トリノ生まれのチョコレート店。
リーズナブルに手に入る価格ではありませんが、イタリアでは街中からショッピングモールまでヴェンキの店舗はいたる所に存在し、チョコレートからジェラートまで日々魅力的な商品を生み出し続けています。
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日本にも2019年、念願の上陸を果たし徐々に店舗数を増やしています。
天然の材料を中心に製造され、豊富な種類のチョコレートの数々は世界中から愛されています。
また、カラフルで洗練されたパッケージのデザインも、支持を集める理由の一つ。いつまでも飾っておきたくなりますね。
さいごに
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今回は、お土産などにピッタリな代表的なイタリアのチョコレートレートをご紹介しました。
ますます寒くなるこの季節。チョコレートを片手に秋の夜長を楽しみませんか?
この記事を書いた人
YUKAKO
夫の転勤に伴い、ローマに1歳の娘を連れて渡伊。イタリア人の子ども好きで面倒見の良さに感激する。また、現地のイタリア料理教室にも通い、イタリア料理の奥深さに触れる。子育て中の母親の視点、また料理好きの視点で、イタリアの魅力をお届けできればと思います。
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