最近のイタリアのニュースヘッドラインを飾っているのがカトリック司祭の恋の話
4月11日の日曜日のミサで、ウンブリア州ペルージャのリカルド・チェッコベリ司祭は、信者に向けてとある告白をしました。
チェッコベリ司祭が信徒らに伝えたのは「私はいつも筋を通し、素直で正しくあってきたが、もう、それを続けることはできない」と告白。「これまで、自分でした約束を破ることは一度もなかったが、私は恋に落ちている」と続け、「これを抑えつけたり追い払ったりすることなく、私はこの恋に生きようと思う」と語りました。ご存知の方もいる通り、カトリックの司祭は結婚を許されていません。
イタリアの有力紙 Corriere Della Sera のリカルドさんへのインタビューによれば、リカルドさんは42歳、お相手のラウラさんは看護師の26歳。知り合ったのは4年前のミニバスの中、友人の1人がメタルロックのCDをかけ、音を小さくしようとしたリカルドさんと、音を大きくしようとしたラウラさん、そのおかげでリカルドさんが指を怪我してしまったことから。リカルドさんが恋を認識したのは昨年の9月のこと、あまりの苦しみに今年の1月には司祭からの引退を決意しました。
とはいえ、2人はまだ手を繋いでデートしたこともなく、婚約しているわけもなく、互いのご両親にも会ったことはないとか。さてこの恋の行方は?
ITALIAMO編集部